引かれ者の小唄

パートタイムギャンブラーの記録

2020・クイーンC・京都記念・共同通信杯・回顧

さて、今週も全重賞予想が外れ。重賞予想は15連敗となりました。もうこれは来週からベット額を5倍に増やして取り返すしかない。…などと考えてはいけません。

ギャンブルで負けが込んだときの一番の解決策は、冷静かつ淡々と考えること。アツくなって取り返そうとしてベットを増やしたり、無思考に安易な選択肢に飛びついたりすると負債が増えるばかりです。多少負けが込もうとも、冷静に妥当な選択肢を選び続けるのがいちばんよい解決策です。考え方が間違っていないかを見直すのも大切ですね。

(余談も余談ですが、僕は長いことやっていたネット麻雀でギャンブルについて学びました。同じ不確実性のゲームということで競馬にも通じるところが確実にあるし、ネット麻雀であれば懐も痛まないので、興味がある方は嗜んでみるのもいいと思います。)

さて、というわけで冷静に振り返りながら来週に備えましょう。

 

クイーンS

■予想

◎⑬チアチアクラシカ:7着

〇⑨マジックキャッスル:2着

▲⑩アカノニジュウイチ:4着

△①ミヤマザクラ:1着

■買い目

ワイドボックス⑨-⑩¥300 ⑨-⑬¥400 ⑩-⑬¥300

→はずれ

■回顧

個人的に、今週の中では一番惜しかったレースかなと思っています。レース後の騎手コメントは以下の通り。

hochi.news

チアチアクラシカ・吉田Jのコメントは以下。

「4コーナーを良い感じで回ってこられたし、追えば伸びそうだったが…。まだ本調子じゃないのかな。何かもたもたしていた」

これ、初読の際にちょっと読解が困難でした。

「4コーナーを良い感じで回ってこられたし、追えば伸びそうだったが…。」

↑じゃあ追えよ。

「まだ本調子じゃないのかな。何かもたもたしていた」

↑そもそも追わなかったからだろーが。

と、初読時は負けた悔しさから悪意に満ちた目で突っ込みを入れてしまったのですが、以下のようにコメントを補えば意味が通ります。

「4コーナーを良い感じで回ってこられたし、追えば伸びそうだったが…(進路を変えるのに手間取り追えなかった)。まだ本調子じゃないのかな。何かもたもたして(いて、進路を取ることができないで)いた」

実際、パトロールビデオを確認すると、直線向いてから進路が塞がっていることと、吉田Jが右の手綱を引いて進路を外に取ろうとしているのが分かります。まぁ、外に出すにも、少し外にルナシオンが並走していたので、馬体をぶつけながらでないと外には出せなさそうでしたが。

未勝利戦で見せた末脚は本物と信じて、広くて直線の長いコース(かつ差しが届く条件)で再度狙いたいところです。あと、多頭数よりは少頭数の方がいいのかも?

ほかに印をつけた馬は好走してくれました。セイウンヴィーナスは見抜けませんでしたが、人気馬の取捨も合っていました。ヤマザクラは展開が向いたこともありますが、強いですね。マジックキャッスルも見込みどおり。道中前につけられるような成長を見せたり、脚が上がらない程度にポジションを取れる騎手が乗ったりすれば、同世代の重賞制覇馬たちも逆転できそう。アカノニジュウイチも、今回内ラチにぶつかりそうになりながら脚を伸ばしており、よりスムーズにレースができれば(後ろから行く以上展開不利は付き物ではありますが)もっと上の着順も狙えそうです。

馬券的には残念なレースになりましたが、大逃げも含めて楽しめたレースでした。

 

京都記念

■予想

◎⑧ドレッドノータス:8着

〇⑦クロノジェネシス:1着

▲①カレンブーケドール:2着

■買い目

馬連⑦-⑧¥200 ワイド⑦-⑧¥800

合計¥1,000

→はずれ

■回顧

コメントは以下。

news.netkeiba.com

単純に強い馬が強い競馬をしたというレースでした。本命にしたドレッドノータスはダメでしたね。ゲートで隣のクロノジェネシスがイヤイヤしていたのに釣られて興奮気味でスタートが遅れてしまったのも地味に影響していそうです。坂井くんが言うには狙いどおりとのことですが、本来はステイフーリッシュの位置で競馬をしたほうがよかったはず。荒れた内を回らされては少し厳しかったですね。

そのクロノジェネシスはイヤイヤしていた割には悪くないスタート。笑 レース運びもスムーズに、強い競馬で1着でした。成長力もあり、今後のさらなる飛躍が楽しみです。レンブーケドールも前哨戦としてはいいレースだったのではないかと思います。1枠1番でしたが、道中下げて直線外に持ち出す津村Jの騎乗も結構なファインプレーだったと思います。

ドレッドノータスがぎりぎり3着に残す世界線もあったかもしれませんが、強い馬が強いレースをしたということで外れたのは仕方ないかなと思います。

 

共同通信杯

■予想

◎②ビターエンダー:2着

〇⑧マイラプソディ:4着

(▲③ココロノトウダイ:5着)

■買い目

馬連②-⑧¥1,000

→はずれ

■回顧

ここは1着のダーリントンホールを完全に見逃しており、その点において反省すべきレースです。ビターエンダーを見つけた時点でほぼ思考停止してマイラプソディを相手にしてしまいました。とはいえ、馬券的な後悔はそんなにありません。ここでオッズ以外にマイラプソディを軽視できる理由を見つけるには自分には相当難しかったと思うので。

言い訳臭くはなりますが…馬券を取るには①ビターエンダーを評価して、②ダーリントンホールも評価して、③マイラプソディを下げる、が必要だったわけですが、今回①だけができて②・③はできなかったわけです。②は自分の中では反省すべきですが、③ができなかったのは仕方ないかなという感じです。

コメントは以下。

news.netkeiba.com

マイラプソディの敗因としては、道中で位置取りを上げられなかったことでしょうか。あとは、やはりかなりズブいですね。道中のスピードのなさとエンジンのかかりの遅さ、苦慮した2点が敗因となったイメージです。また、斤量57kgというのも多少の影響があったかと思います。

直線あの位置からマイラプソディが勝ち切るには上り3F33.6秒の脚が必要になりますが、いくら緩いペースでも今日の馬場でそんな脚を使うのは現実的ではないでしょう。(ただ、上り3F2位タイの34.3秒も物足りないですが。)

今日のレースぶりだけでは決めつけられませんが、皐月賞・ダービーともに舞台としてはあまり向かないかなというのが率直な印象です。…となると、3角から4角にかけて坂を下って加速がつけられる京都の菊花賞なんかはいいかもしれません。なんて、分かりませんが。

 

収支表は後程更新しますが、通算収支がマイナスになりました。

そしてこの状態で来週は重賞が4つですか。笑 とりあえず1つでも当たりが欲しいところですが、もちろん全的中を夢見て頑張っていきましょう!

G1・フェブラリーSもありますし、来週も楽しみです。ではでは。