引かれ者の小唄

パートタイムギャンブラーの記録

2020・新潟大賞典・NHKマイルカップ・予想

新潟大賞典

■予想

◎⑪ドゥオーモ

〇⑥レッドガラン

▲④インビジブルレイズ

買い目:馬連BOX④-⑥¥600 ④-⑪¥200 ⑥-⑪¥200

 

■理由

◎はドゥオーモ。成績から小回り・道悪が良さそうな印象を受けるが、最近は良馬場の大箱を走っていないので見切らなくてもいいのでは。直近の重賞(小倉大賞典)2着馬がハンデ53kgならかなり美味しいと見る。小倉大賞典1着のカデナ大阪杯4着、3着のジナンボーは大阪杯6着なので、小倉大賞典上位馬はある程度のレベルにあると思ってよいと思う。

相手はリステッドで好走してきているレッドガランインビジブルレイズの2頭。両馬が好走したリステッドもメンバー的には今回とどっこいどっこいかなと見える。この斤量ならここでも好走可能では。

特に抜けた1頭がいるわけではないので馬券は馬連ボックスで勝負!

 

NHKマイルカップ

■予想

◎④プリンスリターン

〇③レシステンシア

▲②タイセイビジョン

☆⑯ストーンリッジ

買い目:単勝④¥400 馬連流し②-④¥200 ③-④¥300 ワイド④-⑩¥100

 

■理由

予想の前提として、今年の3歳世代は牡馬クラシック路線・牝馬クラシック路線・ダート路線すべて、頂点のレベルが高い世代と見てよいだろう(ダート路線は平均レベルも高そうだ)。牡馬でいえばサリオス、コントレイルが抜けており、牝馬でいえばレシステンシア、デアリングタクトが抜けている。周りのレベルが低レベルというわけではないが、彼ら彼女らが歩んできた王道ローテ(朝日杯~ホープフルS皐月賞阪神JF桜花賞)で鎬を削ってきた馬がおのずと実力上位と見るべきだろう。

そうした前提に立って見ると、今回4強と言われているサトノインプレッサルフトシュトロームはやや評価が過剰に見える。相手関係的に、力を見せて勝ってきたというよりは、強い相手に負かされてこなかっただけ…とも見えてしまう。阪神 or 東京1600mの経験がないのもマイナス。今回の馬券からは両馬はバッサリと切ってみたい。

そうなってくるとレースの中心として考えたいのはやはりレシステンシア。調教がこれまでと異なってタイムを出していないのは承知しているが、初めての長距離移送があるのでそうした対策を練ってきていることはむしろプラスに捉えたい。メンバーを見渡すと高速マイルへの適性では1枚も2枚も抜けており、馬券から切るのは考えづらい。仮に状態が落ちているにせよ、馬場も併せて考えるとレシステンシアの高速逃げでレースが作られるのはほぼ間違いなく、状態落ちであれば最後の直線で垂れる心配をすればよいだけだと考える。

レシステンシアは馬券の軸ではあるが、本命は別の馬だ。原田和真とプリンスリターン。前走アーリントンカップではタイセイビジョンギルテッドミラーに負けた3着で、両馬が出走するここでは用なしに見えるが、見切れない理由がある。

アーリントンカップは前々走のシンザン記念と負け方は同じで、直線早めでの先頭進出で差し切られてしまうパターン。陣営コメントを参照すると、最後はソラを使ってしまったとのこと。アーリントンカップは前半5Fの通過が57.6秒とかなりのハイペース。同コースで行われ、いずれもハイペースだった今年の朝日杯が57.2秒、阪神JFが57.5秒なので、そことの比較でハイペースであることが理解できる。その中で2番手につけながらゴール前200mまで先頭、結果3着は大いに評価できるのでは。さらにソラを使う悪癖も、今回隣にレシステンシアという目標がいることで気にしなくてよいことが大いにプラスだ。レシステンシアをぴったりとマークしながら最後差し切る競馬ができれば大真面目に戴冠もあると見る。オッズもつくので単勝から入りたい。重賞初制覇を逃したシンザン記念で、ゴール前わずかなとことで差し切られたルメールにリベンジするチャンスだ。重賞初制覇がGⅠということもあっていい。

もしレシステンシアが状態不安で直線垂れたとしたら、差し切ることができそうなのはタイセイビジョン。レシステンシアもこの馬も、マイラーというよりはマイルもこなせるスプリンターという感じの性質に見えるのだが、そういう馬が今年は多いので、レース質自体が最初から早いラップを刻むスプリント寄りのレースになると見る。タイセイビジョンは戦ってきた相手面には不足なし。近2走はいずれも展開が向いた面もあるが、今回も展開が向きそうなのがプラスとなる。レシステンシアが垂れて、プリンスリターンが進出したところで差してきた本馬という絵も見えるので抑えておきたい。

さらにさらにの気になる穴馬ということでストーンリッジも挙げておきたい。全兄にマウントシャスタ、カミノタサハラ、ベルキャニオンらがいるように、血統的に3歳クラシックで好走できる地力はありそう。毎日杯では馬場と鞍上の手に合わず大敗も、キャリア3戦で底を見せていない部分は魅力。波乱を演出する可能性がオッズよりはありそうな1頭と見たい。

買い目はプリンスリターンを中心に、単勝と紐の各馬への馬連やらワイドやらで勝負。GⅠを当てたい!当たってくれー!原田和真くん、頑張れ!