引かれ者の小唄

パートタイムギャンブラーの記録

2020・平安S・回顧・個別ラップ

 f:id:miniri:20200526152706p:plain

 

2020年平安S出走各馬の個別ラップを取ってみました。

はてなブログだとうまく表の形で表現することができなかったので、エクセルで加工したタイム表を画像として貼り付ける形をとっています。見づらかったらすみません。

走破タイムはJRAの公式タイムに合わせていますが、上り3Fは公式ラップと10分の1秒程度ズレている馬が多くいます。これは僕の映像分析がズレているのかもしれません。なお、京都ダートの最後の直線は400m弱なので、上り2Fタイムも出しています。

前半・後半xFとかも出せるんですが、表が見にくくなるのも微妙かなと思い、とりあえず ↑ のような形にしてみた次第です。

 

ちなみに、ご存じの方も多いかと思いますが、JRAの公式ラップは、スタート(ゲート後の数メートル地点)・ゴール地点、および残り3F・4F地点の電光板による機械計測+計測員による手動計測によって計測されています。(参考:http://race.sanspo.com/keiba/news/20160202/etc16020205000001-c.html

いろいろなところで指摘されていますが、走破タイムの信用度は高いものの、各地点のラップタイムはそこまで信用できない可能性があるということですね。

なお、残り3F地点と4F地点の機械計測が全ての競馬場の芝・ダートコースに設置されているのかどうかということと、3F地点と4F地点の機械計測を全馬に適用しているのは不明です。いくつかのレースで個別ラップを取ってみると、上り3Fが間違っていそうな馬も見られるので、先頭の馬だけに適用しているのかもしれません。

 

これまでも気になったレース・馬の個別ラップはちょこちょこ計測する練習をしていましたが、全馬の個別ラップを取ったのはこれが初めてです。慣れていない分もあるかと思いますが、やっぱり時間がかかりますね…。いろいろ調整しながらですが、2・3時間くらいかかったかもしれません。

個人的には、個別ラップって予想をするうえで喉から手が出るほど欲しかった情報でした。ですが、どこでも提供されてなかったので自分で取っちゃおうということです。競馬の予想にはいろいろなファクターがあって、そのどれを使用するのも使用しないのも自由だと思いますが、僕は数値を用いてアレコレ考えるのが好きなんですね。

平安Sでいえば、上り坂区間の1000-800m区間で押し上げたヴェンジェンス(映像でも坂上で幸Jが押さえてるのが分かります)は字面以上に評価してもいいのでは?とか、ヒストリーメイカーは4コーナーでもたついてるから阪神や東京で狙えるかな?とか。

そんな感じで平安Sの回顧に戻ると、オメガパフュームは圧巻のパフォーマンス。数値(上り2F)で見るとその凄まじさがよく分かります。コーナーでうまく加速させて直線向いた騎乗が抜群でしたね。ゴールドドリームは少し物足りないところですが、直線で前が空かなかった分をどの程度斟酌すべきか…。スワーヴアラミスはラップの増減のないスムーズなロスない競馬ですが、スタート直後にめちゃくちゃに追って足を使ったのが厳しく、最後垂れちゃってますね。

 

個別ラップを出さずとも、レースラップと映像回顧だけで事足りることも多いですが、レース内の個別の事象の理解がよりスムーズに捗るようになるかなと思います。皆さんのレース回顧にもお役立ていただければ幸いです。

いちおうオークスのラップも後程計測して、はてなで公開するつもりでいます。

ダービー以降は不明ですが、できたらnoteか何かでエクセルデータを付けて販売する副業をしようかとも思ってます。ラップ予想系の人には需要あるんじゃないかと思うんですが……真面目にラップで予想してる人って意外といなくて、実は需要ないかもという気もしています。笑 どうなるでしょうか。数人の人にでも需要があればいいんですけどね。

 

それでは、早いもので今年もダービーウィーク。回顧と予想を楽しんでいければと思います。