引かれ者の小唄

パートタイムギャンブラーの記録

2020・アンタレスS・皐月賞・予想

アーリントンCも外れました。なかなかいい当たりが出ませんね。明日の2重賞は時間をかけて予想して長文をしたためました。時間をかけたり長文を書いたりすれば当たるもんでもないとは思いますが、何とか当たってほしいところですね。

当たりがなくても予想していると熱中してしまうもので、つくづく、競馬って予想してるときがいちばん楽しいなって気がします…笑。当たればもっと楽しいんですけどね!

 

アンタレスS

■予想

◎⑪アナザートゥルース

〇③ロードゴラッソ

▲④クリンチャー

買い目:単勝⑪¥300 馬連流し③-⑪¥300 ④-⑪¥400

 

■理由

なかなか難解な印象。

とりあえず現在1番人気のベストタッチダウンはこれまで単騎逃げが叶って楽に勝ってきたが、今回はオープンクラスの同型メイショウワザシがいるので、外からプレッシャーをかけられパフォーマンスを落とすと見て消す。メイショウワザシ秋山Jがプレッシャーかけずに楽逃げで勝ち切る線もあるとは思うが、そうなったら諦める。道中で動いていきそうな馬も多く、タフな流れとなるイメージで予想したい。

本命はアナザートゥルース。斤量58が厳しいけれど、地力上位の馬が30倍近くつくならおいしいと見て。昨年のアンタレスSは(今年より斤量が2kg軽いけれど)重賞をいくつも勝っているグリムに勝ち切っている。アナザートゥルースは阪神ダートをその1戦しか走っていないが、適性を感じる1戦だった。その後は京都や地方の競馬場で転戦してきて、シンプルにスピードが求められる勝負では分が悪く勝ちきれなかったが、適条件のここに戻って巻き返しを。

紐はロードゴラッソクリンチャー

ロードゴラッソは前走名古屋大賞典が上がり3Fを2位に0.8秒差つける強い勝ち方。前がやり合ってくれたことも大きそうだが、阪神ダート3戦3勝の戦歴に加えて、地方小回りでも完勝という結果を見ると本格化かと思いたくなる。調教が微妙そうなのと、初騎乗の浜中Jと手が合うかどうかというところが分からないが…。中団前目で押し切ってもらいたい。

クリンチャーはダート転向以降の2戦とも展開が向いた感はあるが、パフォーマンスを上げてきているのも事実。前走のマーチSは斤量最重量のなか、ラスト4F11.8のところで動いて上り3F最速。今回も前が潰れる展開をイメージすると展開も向きそう。ただ前走は初のダートスタートで躓いており、ダートスタートに不安が残るところではあるが、継続騎乗の石橋Jがうまくエスコートしてくれれば。

 

皐月賞

■予想

◎⑤サトノフラッグ

ダーリントンホール

⑪クリスタルブラック

買い目:馬連⑤-⑪¥500 ⑤-⑬¥500

 

■理由

今日は数年に一度の大雨で中山競馬場は芝・ダートとも不良馬場となった。中山競馬場の路盤が改修されて以降のここ5年で調べると、中山・芝が不良馬場になったのは、雪の降った今年の3月14日(土)の中山牝馬Sのみ。その日は朝からの雨で稍重だった馬場が、天気が雪に変わるにつれて重→不良と変化していった。

ちなみにその翌日の3月15日(日)は、天気も回復して晴天となり、芝も重→稍重まで回復していった。
明日の関東の天気予報は晴れ。状況としては前述の3月14日・15日と同様だ。今日の雨量で3月14日以上に水分をため込んでいそうだが、皐月賞の時間帯には重~稍重程度を想定しておけばよいのではないだろうか。

ちなみに、3月15日(日)には奇しくも2000m芝のレースが3レース行われている(3歳未勝利・4上2勝クラス・4上3勝クラス)。いずれも馬場の外を運んだ馬の馬券率が高かった。上り3ハロンは35秒台後半から36秒台。明日も時計がかかる決着になりそうだ。

そうした状況を踏まえて、以下の2つの条件を満たす馬を狙いたい。

①外から差すことができそうな馬であること

皐月賞前の9R・2勝クラス・鹿野山特別(芝・2000m)騎乗機会のある騎手が騎乗していること

は先ほど見た、天候と馬場から予想される条件だ。内はかなり荒れるものと考え、中山の最後の直線、外から差し脚を伸ばせる馬を選びたい。逃げ・先行馬はスタミナを使うことが予想され、直線では垂れてしまいそうだ。

もそれに関連する条件。1Rごとに変化していきそうな明日の馬場を考えると、当日直前に同条件のレースに騎乗できる機会を持つことは大きなメリットとなるだろう。ちなみに、前述の3月15日の芝2000mの3レースはすべて武藤雅騎手が勝利している。まぁこじつけくさいのは重々承知しているが、騎手も大事なファクターだ。

それらを両方踏まえて考えると、本命はサトノフラッグとなる。調教もかなりいい時計を出している。ダービーなんか知らんとばかりにここにかける熱意を感じる時計の出し方だ。ここ最近の弥生賞は本番皐月賞に直結しないと言われるが、今年はどのトライアルも低レベルなので、馬場が似た弥生賞で完勝している事実は大きいだろう。枠が内目なのがどうかというところだが、ここはルメールを信頼。9Rで感覚をつかんで、本番でしっかり勝ち切ってもらいたい。

対抗はダーリントンホール共同通信杯は前につけることができていたポジショニングの妙が大きそうだが、渋い馬場をこなせたことに価値がある。また、この馬については昨年の葉牡丹賞がハイパフォーマンス。前有利の芝状態でレコードを記録したレース。上位2頭は先行して押し切ったが、本馬は3角から押し上げて上り最速。見どころたっぷりのレースだった。ここ最近重賞で頑張っているデムーロ騎乗もプラスに捉えたい。いいタイミングで上がっていくことができれば勝ち負けもあるパワフルさを感じる。

同じ外目の枠でクリスタルブラックも対抗に挙げたい。中山で2戦しているがいずれも末脚が強烈。新馬戦がドスローだったので重賞の京成杯ではどうかなと思ったが、若干スロー目の流れではあったものの、上りを2位に0.8秒差つける快勝。調教でも吉田豊Jがずっとまたがっており、こちらも皐月賞にかける熱意を感じられる。外目の枠もいい。戦法も大外一気しか見えないが、それが限定されているのがむしろプラスだろう。イメージしている展開に沿えば、サトノフラッグの後ろから迫ってくる姿がイメージできる。

人気のコントレイルはやはり内枠が厳しい。内を突くのは厳しい馬場になりそうだし、多頭数の最内から差すのはかなり厳しいだろう(福永Jを侮るわけではないけれど…)。サリオス皐月賞で好走するイメージが全く沸かない。これで勝ち負けしてきたら規格外、それこそ怪物だろう。穴っぽいところではガロアクリークあたりも気になるが、短縮のスプリングSの瞬発力勝負で結果を出しただけに、悪い馬場でタフな勝負には向かないと見て消し。

馬券は本命から対抗2頭へ流す馬連で勝負。

クラシック1発目の当たりよ、来い!