12/14・15競馬回顧
昨日・本日行われた2重賞の回顧。
ターコイズS
予想:結果
◎⑦シゲルピンクダイヤ:3着
▲⑥フロンテアクイーン:9着
△⑨リバティハイツ:7着
×⑪オールフォーラヴ:11着
買い目:印馬全頭の馬連BOX10点各100円合計1000円
(最高配当⑤-⑪ 211倍、最低配当⑥-⑦ 19.1倍)
→はずれ
回顧
レース終わって1着コントラチェックの馬柱を見返してみると、この条件なら能力発揮できるんだなぁと合点がいくレースだった。前半からスピード出して押し切れる、両馬場の1600~ギリ2000て感じの馬かな。オークスは距離、秋華賞は馬場が向かなかったというわけだ。このタイミングで気づくのはいかにも遅いのだが、いつかどこかで生かしたい。
2着のエスポワールはこのペースで追走できて最後に足を使えたのが驚き。テンの2Fで前にポジションをつけつつ、フローレスマジックとトロワゼトワルが押し上げてきたタイミングで無理せず下げたデムーロJの判断がよかったか? 秋華賞の大敗で個人的にだいぶ評価を落としていたので見直す必要がありそうだ。というか、秋華賞のシュタルケが無駄にポジション下げるダメな騎乗だったのか。
シゲルピンクダイヤはエスポワールの外を回して距離損あっての3着。輸送もクリアできて悲観する必要なし。立ち回りとコース次第で逆転もあるだろう。
フィリアプーラは鬼脚見せての4着も、道中があの位置ではさすがに厳しい。重賞で連に絡むにはもう一息ほしいところか。
ぼくの買ったシゲピン以外軒並み掲示板外。大外れ。
朝日杯FS
予想:結果
◎⑥サリオス:1着
▲⑧タイセイビジョン:2着
△②ビアンフェ:7着
×⑦ウイングレイテスト:9着
買い目
⑥サリオス複勝1000円
→あたり!¥1200(x1.2) +¥200
回顧
前残り馬場と思っていたが、結果的には先行組で残ったのはサリオスのみ。
理由として考えられるのは
- 10レースの元町Sでも差し・追い込みが決まってきていたので、馬場が使われるにつれてフラット気味になってきたこと
- 騎手たちに「前残り有利」という意識が強く、必要以上のハイペースになり、そもそもそんなポテンシャルを持たない先行勢がつぶれたこと
- 2歳重賞はメンバー間のポテンシャルの差が大きく脚質よりも地力勝負になったこと(これは3~5着の面々を見ると怪しいけど)
あたりが考えられるだろうか。1.と2.の相乗効果が有力かな。
ラップを見ると前半3Fが33.8秒、前半5Fが57.2秒。過去5年の朝日杯を見ても明らかに早すぎるペース。
先週の阪神JFが前半3F33.7秒、前半5Fが57.5秒なので、ほぼほぼその再現といえる。みんながみんなレシステンシアできるわけではないのだ。
このレースにレシステンシアはいなかったけれど、我々は新たにサリオスを発見してしまった。
このペースをそう遅れず3番手で追走して、直線も上がり4位の脚を使うのは、基本のスピード・スタミナがとても高い証拠。前走ではスローからの上がり勝負にも対応できるし、現時点で死角なし。
あとは距離がどこまで持つかと成長力がどうかというところ。ハーツクライ産駒の成長力をここから発揮すると考えると恐ろしい。
ほかの馬を見ると、対抗に推したペールエールが直線途中で競馬をやめて最下位。単にバテただけならいいが、トラブルがないか心配なところ。
▲のタイセイビジョンはやはり末脚確実。流れたのがよかったか、折り合いも問題なかった…かな?
3着グランレイはまっったくノーマーク。前走勝った未勝利戦にワタクシは自前のメモに「低レベル戦」というマークをしていました。すみません。
4着タガノビューティーは夢を見せてくれた。血統見たらある程度は芝いけそうという読みがあたっていてうれしいが、馬券にしにくい形でバレてしまった。
5着プリンスリターンは5年目の鞍上原田君にとっては嬉しい掲示板になったのでは。おめでとう。
馬券はというと、買うときに複勝下限1.1という数字を見て買うのを躊躇。GⅠだし、下限1.3くらいはつくかと思っていた…。とはいえ、書いたものは書いたものなので購入。
そうしたら幸運なことにサリオスは1着、さらに3着に14番人気がきて複勝跳ねてゲット。200円。サリオスの複勝にウン十万とかウン百万の大口入れてる人は超ハッピーだっただろう。まぁぼくも、競馬という概念をいったん頭から取り除いて冷静に考えれば、レースを見て200円もらうという超幸運にめぐまれているわけで云々。
真面目に振り返ると、タイセイビジョンとのワイド or 馬連ではどうだったかというのが馬券上の検討事項になるかと思う。が、それぞれに不安要素や馬場の不明もある中で1・2番人気の馬連はちょっと割に合わないかなという気もする。今回は設けるレースじゃなかったということで、結果オーライとしよう。
昨週・今週は、両2歳重賞の勝ち馬がかなりハイレベルな匂いのする結果に。来春のクラシックが楽しみだ。
さて、来週はいよいよグランプリ有馬記念。予想に頭を悩ます楽しい一週間となりそうだ。