引かれ者の小唄

パートタイムギャンブラーの記録

2020・ヴィクトリアマイル・予想

■予想

◎⑫アーモンドアイ

〇⑯ノームコア

買い目:馬連⑫-⑯¥1,000

 

■理由

本命はアーモンドアイ。昨年安田記念のパフォーマンスは出走馬中でも別格。個別ラップは以下の通り(拾い物)。

13.2-11.1-11.5-11.5-11.2-10.8-10.6-11.0

スタート直後に不利がありポジションは取れず直線坂下でも不利がありながらも、上りは3F32.4という驚異的な数値。今回は不利などなければもう少しポジションを前にとっていくかなと思うけれど、前半を早く走っても後半に脚が上がらない馬なので、ペース・ポジションともかなりの範囲に対応できると見る。いちばん良いのは、ある程度流れたペースの中で中団やや前につけるパターン。最悪なのはドスローで後方パターン。ただ鞍上ルメールなので、どんなペースでもポジショニングで対応してくる可能性が高いだろう。

対抗はノームコア。現在5番人気だけれど舐められすぎでは? 昨年のヴィクトリアマイルは超高速決着で、個別ラップは以下の通り。これは自分で採った。

12.6-11.1-11.0-11.5-11.0-11.0-11.0-11.3

これもなかなかすごいラップですよね。ちなみにプリモシーンもおおよそ同じラップ。このVMは、アエロリットがハイペースで逃げて、後方にいたノームコアとプリモシーンが流れ込んだ形。展開がハマったともいえる形だが、プリモシーンとの違いはペースが緩んだときに使える脚。

緩いペースになった骨折明けの富士Sでも56kgを背負って上り3F33.2の脚を使って差し切り。初の海外遠征となった香港マイルも、25.57 - 22.79 - 22.75 - 22.45の緩い流れで勝ち馬アドマイヤマーズから0.3秒差4着。緩めの流れだとパフォーマンスをやや落とすプリモシーンより、状況不問でマイルで発揮できる能力は一枚上では?

横山典Jが極端な騎乗をしなければ普通に連に絡んでくると思うのだけれど…極端な騎乗をしそうな鞍上ですが笑

 

人気各馬を見てみると、サウンドキアラは下り坂での加速がうまいタイプで、東京マイル向きではなさそう。ラヴズオンリーユーはやはり古馬マイルの流れに対応できるかが疑問。どちらかといえば対応できる方だとは思う期待は持っているけれど、臨戦過程も含めて考えると2番人気はやや過剰か。プリモシーンは前述のとおり、いくら鞍上レーンでもノームコアの方を上に取りたい。スカーレットカラーはペースが緩んで道中で脚を溜められればチャンスはありそうだが…。

逃げ馬勢は馬場の力があれば残って3着に引っかかる線はありそうだが、ちょっと力不足な感じがいなめない。トロワゼトワル×横山典Jでのハイペ逃げとかは見てみたかったんですがね。三浦Jでは思い切った逃げは打てないかなと思う。コントラチェック×武Jは緩めのペースで逃げると予想。能力信頼している逃げ・先行馬の場合は序盤から早いラップを刻んでいくことが多いけれど、コントラチェック自身、道中息を入れた方がよいタイプだし、馬の個性も踏まえるとペースは緩めてくるかなと。セラピア×田辺Jはどう出るか不明。かなり行きっぷりがいい馬を田辺Jがどう御すか、見もの。アーモンドアイ、ノームコアともハイペースの方がいいと思うけれど、多少緩んでも差し込んでこれるかなと。

内枠にいる4歳勢も気になるところではあるが、ここまでの力関係で見ると逆転は難しそう。ここで覚醒して割られたら諦めるほかない。

 

ということで、買い目は能力上位2頭を信頼しての馬連1点!当たれー!