引かれ者の小唄

パートタイムギャンブラーの記録

秋華賞・展望

日曜夜から来週末のG1の展望する。時間あるときに考えておけば、後々予想が楽になる説。

■レース展望

舞台は京都芝2200m。過去10年のレースを見ると、いずれも道中スローで後半3ハロンの上がり勝負になっている。3コーナー途中の下り坂から加速して残りの3ハロンで脚を使うイメージか。勝つには中距離をこなせるスタミナが必要だけれど、マイルくらいこなせるなら下り坂の勢いも借りて馬券内には食い込めるイメージ。道中をこなせるスタミナ・スピードと、終盤の脚の速さがバランスよく必要になるだろうか。

後述するが、出走予定のメンバーを見るとクロスコミアがペースを作りそうな雰囲気。サラキアも前から行きそうだが、そこまで早いペースに持ち込む馬じゃないので、昨年・一昨年のエリザベス女王杯の展開を基準に考えてよさそうだ。というか、昨年・一昨年の2着馬クロスコミアの能力もそこまで落ちてなさそうなので、クロスコミアの前にどの馬がいるかを考えればよいのではないか。

 

■出走馬展望

3歳牝馬組が人気になりそう。念願のタイトルを手にした秋華賞クロノジェネシス、無敗のオークスラヴズオンリーユーシャドウディーヴァも力があると思うが、この2頭を上回るイメージはない。が、穴人気するかも。
古馬では2年連続本レース2着のクロスコミアが一番手か。8月の札幌から10月のアイルランドTでエリ女というローテはこれで3年連続。ローテ・レースともに馬のリズム的に合っているのは間違いなく、この馬の前後を考えることがレース攻略のカギになりそうだ。
古馬で人気しそうな馬がもう一頭、4歳夏の上がり馬スカーレットカラー。府中牝馬の鮮烈な勝利が記憶に新しい。間違いなくG1でも通用する能力を身につけてきているだろう。
この馬もG1馬ラッキーライラックはイーブンペースで押し切るレースが得意形か。府中牝馬のようにマクる形で動ければワンチャン、とも思うが、この舞台・メンバー相手では交わされるイメージが強い。
ほかの古馬を見ると、フロンテアクイーンは安定感ある馬だが重賞ではやや足りない印象。展開や位置取りがハマれば馬券内もあるとは思うが、そこまで積極的には推せないところか。サラキアはスロー逃げから直線で粘るのパターンが得意。レース的には合わなくはなさそうだが、シンプルに力が足りないか。

 

枠も何も出ていない現段階では、ラヴズオンリーユークロノジェネシススカーレットカラーあたりが本命候補かな。というかその3頭はクロスコミアの上を行けるイメージが沸くし、ほかの馬はクロスコミアより前に行けるイメージがあまり沸かない。
枠もそんなに関係ない気もするので、この三頭とクロスコミアの力関係を考えていこう。
…と、いろいろ書いたが結局は挙げた3頭が人気上位3頭で馬券的には美味しくなさそうな気がする。無敗のラヴズが1人気、クロノジェネシスが2人気、スカーレットカラーが3人気、クロスコミア or ラッキーライラックが4人気かな。

週末が楽しみだ。