引かれ者の小唄

パートタイムギャンブラーの記録

武蔵野S展望

どんなレースになるかを考えている時間がいちばん楽しい。馬券が当たればもっと楽しいんだけどな。

さて、今日は11月9日(土)武蔵野ステークスの展望。とりあえず現状の登録馬から考えてみよう。

 

■レース展望

過去10年の結果からは傾向が読み取りづらいレース。あまり展開決めつけず当日の馬場状態とメンバーのタイプから判断したほうがよさそう。ただ、若干前半から早めに流れる傾向にあるかもしれない。そこで後半も粘れるタイプの活躍もあれば、後ろから差し脚伸ばせるタイプの活躍もある。

データを見ると、前走グリーンチャンネルカップ連帯馬の活躍が目立つ。前走地方重賞馬の成績がよい。前走G3・オープン特別が次いでよく、3勝クラスは割引という感じ。
出走馬から展開を考えると、ドリームキラリが前に行き、タイムフライヤー、コスモカナディアン、スワーヴアラミス、エアアルマスあたりが続く展開か。やはり多少前が流れそう。

■出走馬展望

エアアルマス。アルマスってなんだよと思って調べたら最高級のキャビア、アルマスキャビアからとられた名前とのこと。空の高級キャビア…。ちなみに「エア」の冠名はエア・ジョーダンから来てるって、知っていただろうか。僕はさっきググって知った。

さて、ダート転向後、破竹の勢いで3連勝の本馬。前から行ってもよし、後ろから行ってもよし。ただ、レースを見ると前目で進めたほうがいいのかなという印象。前走では先週のダート重賞みやこS勝ち馬ヴァンジェンスを退けている。気になるのは、ここまで比較的時計の早い馬場での競馬が多かったのと、東京ダートが初めてなのがどうかというところ。ただ、ここまでの内容から1番人気は間違いない。

2番人気以降は分からない。が、2番人気有力は前走G1勝ちのサンライズノヴァあたりだろうか。今週インティが同斤量を背負って敗れていたが、やはり59kgがネック。人気するようなら危険な人気馬になるかもしれない。

アディラートは前走グリーンチャンネルカップ勝ち馬。前半・後半3ハロンほぼイーブンペースで押し通し、潰れた前を軽く追い越す、見た目完勝の勝ち方。この馬、これまでの良績は外国人Jとのコンビが多い。今回の鞍上想定は初コンビとなる石橋騎手。前目で折り合わせて押し通せればワンチャンスあると思うが果たして。

カフジテイクは長期休養の影響を感じるここ二戦。ただし最後の脚はまだ使えているので、斤量が軽くなり鞍上変わってどうかというところ。人気も落ちそうなので狙うのも面白いかもしれない。

ドリームキラリ。ペースを作るのはこの馬だろう。前走はリアンヴェリテと行った行ったの競馬で超ハイペース。そこまでの暴走ペースになるとさすがに苦しいが、単騎でスムーズに逃げられれば面白いか。ただ、逃げ馬は本馬くらいだが先行馬は多そうで、番手からプレッシャーをかけられると苦しい展開になるかも。

スワーヴアラミスは前走の勝ち方が鮮烈だが、メンバーレベルが上がるここではどうか。グルーヴィットは高速芝馬場が合わない馬。ダートは新馬から2戦使われているのでここでも…と期待するが、古馬との斤量差がないのがネック。ワンダーリーデルを狙うならアディラートを上位にとるかな。タイムフライヤーは道中追走のスピードはあって安定してポジションを取れるるけどここ2戦は直線で交わされる微妙な善戦マンと化している。ここでも厳しそうな印象。

現段階では、◎エアアルマス 〇アディラート ▲カフジテイク △ドリームキラリという感じ。
あまり馬券的にはおいしくなさそうかな。
馬場は天気的に良っぽい。
あとは枠次第。


今週末も楽しみだ。