引かれ者の小唄

パートタイムギャンブラーの記録

2020・JC・予想

明日は歴史的なレース・ジャパンカップということで久々の更新です。とにかく楽しみすぎる…!

■予想

◎④キセキ

〇⑥コントレイル

▲⑦ミッキースワロー

△①カレンブーケドール

買い目:馬連④-⑥¥300 ワイド④-⑥¥1000 ①-④¥300 ④-⑦¥100 ⑥-⑦¥300

合計¥2000

 

■理由

土曜の東京のレースを見ると、馬場状態は内が悪いものの全体に荒れた感じではなく、時計もそこそこ出る状態。この馬場で、トーラスジェミニヨシオが競りながらハナを争ってどちらかが逃げに移行、さらに先行勢も強力な馬がそろっているので、やはりある程度締まったペースを想像されます。

馬場と展開を加味した決着時計のイメージとしては、2分22秒台後半~2分23秒台前半、1着馬の上りは34秒後半くらいでしょうか。そうなると、条件としては①11秒後半~12秒前半のラップを2400m刻まれるタフな流れに耐えられて、②高速な上りが出せない馬場でも長く脚を使える、その2つを重視したいところです。

こうなると本命はキセキとなります。前走天皇賞秋はタフな流れをしっかり追走したものも、上位3頭の上りが33秒前後に突入する高速馬場ではついていけず0.8秒差5着。2走前の京都大賞典では出遅れ最後方から超ロングスパートで追い上げての0.1秒差2着。3走前は超タフ戦となった宝塚記念を1.0秒差2着と、6歳馬となり切れ味や速い脚はなくなっていますが、地力は衰えていないものとみることができます。

ただ、キセキについて考える必要があるのは出遅れるかどうか。これが重要なポイントかと思います。出遅れたとしても掛からずに折り合えればロングスパートで末脚を使えますが、出遅れないに越したことはないところ。さて今回はしっかりゲートを出るかどうか。

僕は、今回のキセキは出遅れないと見ます。理由はシンプルで、前走からの間隔。考えてみれば、大出遅れをかました昨年の有馬記念以降出遅れたのは、有馬から13週の阪神大賞典と8週の宝塚記念、15週の京都大賞典。間隔が6週の天皇賞春、3週の天皇賞秋は出遅れずにしっかりとゲートを出ています。思えば有馬記念自体も凱旋門賞から11週の間隔明けでした。天皇賞秋から4週で臨むここは、スムーズなスタートが期待できます。

好発から好位でタフな展開に耐える持ち味を発揮すれば、3冠馬2頭と8冠馬にも劣らない能力を発揮できると見て本命です! 7番人気は舐められすぎでしょう。

 

相手筆頭はコントレイル。いわゆる「3強」の中ではこの馬だけ買おうと思います。理由はシンプルで、3強の中で最も隙がないため。

だって、右回り左回りは問いませんし、距離も問わないし、馬場状態も問わない。ちょっと死角が見当たらないですね。

状態面だけが不安視されているようですが、2歳馬に後れをとった1週前の時計は強めに追われて栗東CWで81.8 - 66.3 - 51.4 - 38.0 - 12.1。僕は調教あまり詳しくないですが、これ、時計としては十分な部類だと思うんですよね。(ちなみに菊花賞馬なりで同コース84.6 - 67.0 - 51.7 - 37.8 - 12.2)仮に菊花賞からの上積みはないにしても、めちゃくちゃ体調が悪いようには見えません。

3強の他馬について考えてみると、アーモンドアイにとっては遅いペースになってかかってしまうことがリスクとして考えられます。これまで11秒台が連続するラップで前付けしてきた馬ですからね…。

逆に、デアリングタクトにとっては早いペースになって追走が厳しくなることがリスクとして考えられます。両馬とももちろんスーパーホースなので馬券に絡む可能性はあるかと思いますが、安定感とオッズとの兼ね合いから、3強の中ではコントレイルを最上位に置きたいと思います!

単勝3倍つくのであれば単勝勝負でも…と心が揺らぎますが、キセキとの組み合わせの方がやはり馬券的には美味しいでしょう。

 

穴目では、タフな流れで残ったり突っ込んだりしてきてもおかしくなさそうな2頭をチョイス。ミッキースワローは履歴を振り返ればある程度流れたレースで好走歴あり。100倍超えてるし相手に加えて損はないでしょう。レンブーケドールは前走オールカマーは不利もありながら2着。前々走京都記念は現役最強馬・クロノジェネシスを相手取って0.4秒差2着。まともに乗られれば複勝圏内のチャンスはあるのでは。府中は内が悪い状況ですが、JCの頃には結局内外の差はなくなりそうなので。

 

レースを見るだけでも楽しみですが、馬券が当たるとなおよしですね! 当たりますように~!